遺族年金~亡くなってしまったらいくらもらえる?
かんたんに言うと、遺族になるともらえる年金。
伴侶を失って、悲しみに打ちひしがれているままではいられない。すぐに現実的な問題に直面する。生計を立てていた者が亡くなると収入が激減し、これまでの生活が難しくなる。こんな残された家族の生活を守る保険が、年金保険の遺族年金である。
家族がなくなったら、誰でも保険を受け取れるのか?というと、ここは大きな差がある。国民年金保険では、加入者の、「子のある配偶者または子」と明確に記載されていて、子どもがいない配偶者は、一銭ももらえない。しかし厚生年金加入者なら、遺族厚生年金が出る。なんたる優遇だろう。
※こどもといっても、18歳以下。
しかし遺族厚生年金の金額は、いつものごとく複雑な計算があるので、ここでは書かない(調べてもわからない)。遺族基礎年金はどうか。
遺族基礎年金の保険金額は、とてもわかり易い。まずはベースとなる金額が、780100円。これに、こどもの人数によって加算される。これが年額だ。
こども一人 1,004,600円
こども二人 1,229,100円
こども三人 1,303,900円
こども四人 1,378,700円
毎年もらえるので、家計の助けになる。こどもが高校卒業するあたりで終了。それ以降は自分でなんとかしないとならない。